魚住雅通のブログ
糯米のちょっといいお話
こんにんちは。
おこめ本舗店長の魚住です。
おこめ本舗は、株式会社米屋という会社が運営しています。
つまり株式会社米屋の通販サイトということになります。
おこめ本舗では販売していませんが、会社がある石川県では「糯米(もちごめ)」を和菓子屋さんへ卸売販売しています。
和菓子屋さんというのは、通称「餅屋さん」と言われる大福やお赤飯を作って販売しているお店です。
石川県金沢市は、菓子処金沢として全国的にも有数の和菓子文化が根づいているところです。
それだけ餅屋さんも多く存在し、そのほとんどのお店とお取引をさせていただいています。
お餅は、その土地の風習など地域文化と深く関係があり、昔からその地域の方と餅屋さんは密接な関係にありました。
しかしながら、最近の都市型や生活様式の変化により、地域住民のコミュニティーが薄れてきつつあります。そのコミュニティーのなかで存在してきた餅屋さんも影を潜め、存在感も薄れつつあります。
後継者不足などを理由に、廃業を余儀なくされたお店も年々増えているように思います。非常に悲しいことです。
でも、そうした現状を素直に見つめ、やはりお餅は地域の住民の皆さんに支えられていると頑張っているお店もたくさんあります。
今日は、その代表的なお店のご主人とお話する機会がありました。その中でも特に心に残ったお話がありました。
「なぜこの仕事を続けているか、それはこの仕事を次の世代に気持ちよく引き継いでくれるためだ。そのために頑張っている」
素晴らしいお言葉でした。熱く語ってくれました。あとに残る者のことを考えて事業をされている。お仕事の目的が大変意義のあることだと感動しました。
このように素晴らしい方と一緒にお仕事をさせていただいていることを誇りに思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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